顎関節症・変形症
顎変形症について
顎変形症とは、上顎骨あるいは下顎骨が前に出過ぎていたり、逆に顎が小さ過ぎて咬み合わせが大きくずれていたり、顎骨のズレにより顔が左右非対称にゆがんでいたりする状態のことです。咬み合わせが悪いだけでなく発音や見た目にも支障をきたしてしまいます。
顎変形症の場合には顎骨の外科手術を含めた矯正治療を行います。
その際は下記のような手順となります。
①術前矯正(歯並びをきれいに整える)
②顎骨の外科手術
③術後矯正(仕上げの咬み合わせの治療と顎骨の安定を図る)
術前矯正と術後矯正は当院で、外科手術は大学病院で行います。外科手術は口腔内から行いますので顔の外に傷が残ることはありません。また、手術に伴い2週間程度の入院と全身麻酔が必要となります。